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30年かけてつくった風景は、今から始まる平屋の愉しみ。
風のそよぐ林、柔らかに立ち上がる丘、近い将来できあがる池。約30年前に自ら土地を用意し、木を植えたりしながら、少しずつ描いてきた風景を、平屋から望む地平に。ずっと続いていく愉しみの、要な部分のお手伝いです。
タイプ:和風 シンプルモダン
構造:木造軸組
間取り:-
施工会社:株式会社エクリュ
施工期間:2020年4月竣工
敷地面積:-
延床面積:-
世の中には2通りの人がいます。
理想(だと思う)住まいを建てて、したかった暮らしをずっと続けていける人と、したかった暮らしのはずなのに、どこかで続けられなくなってしまう人。
その違いは何でしょうか?
私たちは、住まいづくりのヒアリングを通して、お客様に、自分の「ここはゆずれない」という部分の発見をしてもらいます。
いわば、ココロの「まん中」を見つけてもらうわけです。
お客様は、自分のまん中に出会うことで、そこから始まるブレない住まいづくりに歩み始めます。
世の中にある、さまざまな住まいの理想に囲まれても、自分のまん中がわかっているから、ちゃんと、ずっと住み続けたい住まいに向かっていける。
そう、私たちは考え、お客様が「自分のまん中に、住む」住まいづくりを行っています。
30年ほど前、この場所を終の棲家とする事を決め、土地を買い、土を入れ丘をつくり、木を植え林をつくり、週末になるとコツコツと風景をつくって来られました。
そして、その風景を見る為の特等席が、この度完成しました。
建物は、30年かけてつくってきた景色が道路から見えない様に配置され、楽しみは、玄関ドアを開ける時までとってあります。二段になった屋根は、訪れた方へのおもてなしの心と品格を表現しました。
玄関の壁は他の空間よりあえてワントーン落としてあります。それは、次のスペース(リビング)の開放感を最大限に引き出す為。また、外部への意識付けへの意味もワントーン落とした理由にあります。
明るく開放的なリビングの果たすべき役割は、30年来の景色を眺める為だけと言っても過言ではありません。形状や床の貼り方まで、セオリーを押しても景色への意識に拘りました。風景の中に池がつくられると天井面に水面の反射光が揺らめきます。
和室に居ても、やはり景色を楽しむ事に拘った部分が多々見受けられます。襖の引手は櫂を形取った物。風景の中にやがて出来る池を意識しての事。
勿論、ウッドデッキからは景色が望めます。
風景づくりで、ドロドロになっても、外からお風呂に直行出来ます。また、家事室も併設されていて、しつこい汚れ物もバッチリ。
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